お酒飲んでも痩せる方法
こんにちはこんばんは。
管理栄養士よたです。
栄養相談でよくある質問シリーズ!
「糖尿病や肥満と言われたからビールはやめて焼酎にしました」
「泡盛は糖質が0だから沢山飲んでもいいよね」
結構お酒好きな方からよく聞く言葉ですね。
間違いではないんですが、都合のいいように解釈をされている場合が多いです。
今回は、お酒のことをお話ししていこうと思います。
※僕はお酒大好きです。スタメンはこちら(写真下手でゴメス)↓
目次
お酒とは
お酒(酒類)とは一体どういったものかご存知でしょうか?
アルコール(エタノール)を含む飲料の総称。
アルコールは体内に入ると、主に小腸から吸収されて血液によって全身に運ばれます。
「酒に酔う」とはそのアルコールが脳の神経を麻痺させることで起こることを表し、肝臓で分解されて、水と二酸化炭素となって体外に排泄される。
分解中や体外に排泄されるまでは酔っている状態と言えます。
また、依存性があるので、飲み過ぎ注意です。
酒の種類
お酒は製造方法により、3つに分類されます。
醸造酒・・・ビール、日本酒、ワイン
混成酒・・・梅酒、カクテル
お酒が体に与える影響
適量の摂取であればリラックス効果やストレス発散効果が期待できます。
過剰な摂取を日常的に継続すると、アルコールを処理する肝臓をはじめ、様々な臓器負担と生活習慣病の引き金になってしまいます。
また、お酒を飲むと眠れると言う方もいますが、睡眠の質が悪く、お酒に依存した入眠はうつ病の発生にもつながる危険性があるので注意が必要です。
お酒は太る?
本題のお酒は太るのか?太りやすいお酒についてお話しします。
結論から言うとお酒は太ります!
皆さんここまでは知っているよと言う方も多いと思います。
では、なんで太ると思いますか?
実はお酒が太るわけではなく、黒幕はおつまみなんです。
お酒自体は大したカロリーを含みません。
ビールは約40kcal。
焼酎は約200kcal。
梅酒は約150kcal。
(全て100mlあたりのエネルギー量です)
お酒飲むと口寂しくなって、ついついおつまみ食べちゃいますよね。
特に、揚げ物や〆のラーメンなんて最高ですよね。
太る原因はお酒ではなく、おつまみ。
「お酒は辞めれないけど、太りたくない」
と言う方は、まずはおつまみの見直しから始めてみましょう。
そして、あれあれ?
気づいた方も多いのではないでしょうか?
冒頭の質問。
「糖尿病や肥満と言われたからビールはやめて焼酎にしました」
???
上記の通り100mlあたり、ビールは40kcalで焼酎は200kcal。
???
ビールより、焼酎の方がカロリー摂ってるやん!と言うことなんですね。
確かに、糖尿病の方には僕たち栄養士も「ビールから焼酎や泡盛にしましょう」と言う提案をします。
ですが、それは太りにくいからと言うことではなく、糖質が低いからと言う理由です。
そこを誤解されている方が非常に多いです。
焼酎は低糖質だからいっぱい飲んでいいわけではないんですよ。残念!
ビールって太りそうなイメージは案外根強いです。
ダイエットしている方の中には、摂取カロリーを気にしてビール好きだけど我慢して焼酎やハイボールを飲んでいた方もいるのではないでしょうか?
大好きなビールを飲んでいる方が痩せれるかもしれませんね。
まとめ
- 飲み過ぎ注意。生活習慣病の引き金に。
- お酒ではなく、おつまみが人を太らせる。おつまみの見直しが最優先。
- 飲酒習慣を変えずに痩せることは可能。
- 焼酎や泡盛は糖質は0だが、カロリーは高い。
- 特性を理解して、うまく付き合えば最高の相棒に。
- お酒は20歳をなってから。
今日は華金。お酒飲んでストレス発散といきましょう😊