健康と美容に必須の○○
こんにちはこんばんは。
管理栄養士よたです。
沖縄はつい最近梅雨明けしましたが、皆さんの地域はいかがでしょうか?
これから暑い夏が来ますね。
夏といえば、海、スイカ、そして水分摂取です。
今回は水分摂取の重要性と、正しい水分摂取の方法についてお話ししていこうと思います。
目次
皆さん、こんな経験ありませんか?
- 高熱で食事は食べれない、けど水分は摂れる
- 子供が高熱で、食欲がないがポカリだけでも飲みなさいと伝えた
- 体調不良で白米は食べられないが、お粥や雑炊は食べられた
このような経験、誰しもが一回は経験したことがあるのではないでしょうか?
人は食べ物がなくても水分さえあれば約1週間は生きられると言われています。
逆に、食べ物があっても水分がなければ3日で死ぬとも言われています。
人間にとって、”食べること”より”飲むこと”の方が重要なんです。
人体の約60%は水
人間の体はほとんどが水でできています。
これを理解することがまず重要です。
人体の大半を占める水分が足りなくなると、体がうまく機能しなくなり、最悪の場合、死に至ります。
体重50kgの方の体内には約30ℓもの水分があり、常に一定量で保たれています。
水分摂取により体内の水分量が増えると、余分な水分を尿として排泄します。
そして、その排泄される水分は古い水分から順次排泄され、古い水分の中には様々な体内の不用物が含まれます。
たくさん水分を摂り、体内の水分を入れ替えていくことが病気になりにくい健康的な体を手に入れるために必須ということになります。
水分摂取のメリット
水分摂取には喉の渇きを潤すだけでなく、他にも様々なメリットがあります。
- 疲れにくく、痩せやすい体になる
- 頭痛や足痙攣、便秘の改善
- 血液サラサラ
- 認知機能の改善
他にもたくさんありますが、とにかく水は重要です。
体の不調は水分摂取により改善される可能性があります。
ここまで知って、水分摂取を意識しない理由ありますか?
水分摂取するタイミング
皆さんは、どのタイミングで水分摂取しますか?
この質問をしたときにほとんどの方は喉が渇いたら飲みますと答えます。
ですが、そのタイミングでの水分摂取は遅いんです。
喉が渇く、これは脱水の症状の一つです。
喉が渇いた時点で、脱水状態になってしまっていると言うことですね。
正しい水分摂取方法は”少量をこまめに”
喉が渇くと一気に水分を摂取してしまいます。
一気に大量の水分を摂取することは、不調の原因になりますのであまりおすすめできません。
こまめにちょこちょこを意識した水分摂取が体への負担もなく、おすすめです。
どんなものがおすすめ?
水分とはアルコール飲料(お酒)以外を指します。
そして、これからの時期はたくさん汗をかくと思います。
その際、ミネラルも損失しますのでミネラルの補給も併せてお願いします。
スポーツドリンク(ポカリスエットやアクエリアス等)がおすすめですが、糖分も多く含まれますので、飲み過ぎには注意しましょう。
基本的には、水やお茶を飲み、発汗が多いときにはスポーツ飲料と使い分けることが重要です。
昨今、室内での熱中症も増えています。
外出しないから、汗かかないからではなく、常に体には水分が必要です。
積極的に水分摂取しながら、暑い暑い夏を乗り越えていきましょう!