水分の重要性
こんにちはこんばんは。
管理栄養士よたです。
皆さん、水分摂取していますか?
少しずつ暖かくなってきて、これからみんな大好き“夏”がやってきます。
水分摂取を特に意識しないといけない時期。
その前に水分について勉強していきましょう。
最後までお付き合いお願い致します。
「人間の体は水でできている」というのは耳にしたことがある方も多いかと思います。
正確には水でできているというよりは、大半を水が占めているという方が正しい。
それくらい重要なものということですね。
人体を構成する水ですが、赤ちゃんの時に最も多く(約80%)、成人(約60%)、高齢者(約50%)と年齢とともに体内の水分量は減少していくことがわかっています。
体内の水分量は一定に保たれていて、問題は水分摂取量が足りない時とされています。
例:男性(30歳)体重60kg
【約60%が水分なので体内の水分量は約36ℓ】
喉が渇いた時には脱水症状が起きているということになるので、喉が渇かないようにこまめに水分摂取することが望まれます。
マラソン選手がマラソン終盤に足が攣ったり、意識を失ったりするのはマグネシウムを含むミネラルの欠乏もありますが、大半は脱水症状の延長線上にあるものです。
特に高齢者はそもそも体内の水分量も少なく、喉の渇きも鈍いためこまめな水分摂取を意識させる必要があります。
私の経験上のお話になりますが、高齢者はトイレに行くことを避けるために自ら水分制限し、常時脱水傾向にある方が多いように感じます。
こういう考えを持った方に水分摂取の重要性をしっかり理解していただき、継続していただいた結果、認知機能が改善した貴重な例も体験しました。
そして、ダイエットやトレーニングをしている方に朗報。
「水が脂肪を燃やす」と言われるように、水分を積極的に摂取することで代謝が上がります。
水を飲む習慣で痩せやすく、太りにくい体質を作ることができます。
(注意!ここでの水分は水やお茶に限る。)
排便も促してくれるので、便秘の改善も期待できます。
一石三鳥、四鳥、メリットだらけですね。
何事も習慣化することは根気がいることです。継続は力なり。
目標としては1日2ℓ。
体内の水分をどんどん入れ替えて、体内で不要になった廃棄物を排泄(デットクス)していきましょう。
大事なことなので何度も言いますが、喉が渇く前にこまめに摂取が重要になります。
素敵なお友達もできます(トイレ)