牛乳について
こんにちはこんばんは。
管理栄養士よたです。
先日、同僚から
「子供が牛乳好きなんだけどたくさん飲ませていいもの?」
という相談を受けました。
最近はニュースなどでも牛乳飲みましょうとよく耳にしますよね。
まぁそこに大した意味はなく、
「たくさん牛乳が余ってて処分するのは勿体無いからみんなで消費しようね」
くらいのものですが、何かと注目される牛乳。
今回は牛乳についてお話ししていこうと思います。
牛乳について皆さんどの程度ご存知でしょうか。
牛乳=カルシウムというイメージは皆さんが持っている当たり前の認識になっています。
確かにカルシウムは多く含みますが、カルシウムだけでは乳製品であるチーズやヨーグルトに比べて少なく、ひじきや小松菜などにも単純な含有量では負けてしまいます。
今の話を聞いて牛乳を飲む目的を見失った方、明日からどうしたらいいんだ、、、
安心して下さい!
牛乳の優れている点はむしろカルシウム以外のところにあると考えております。
タンパク質をはじめ、カルシウム以外のビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
何より冷蔵庫開けてコップに注いで飲むだけで手っ取り早く豊富な栄養を摂り入れられるところが素晴らしいですよね、
牛乳に期待できる効果
- 高血圧や便秘の予防
- 腸内環境を整える
- 貧血や不眠の改善
- 胃痛や逆流性食道炎の症状緩和
美容に欠かせないビタミンが豊富に含まれているところも魅力の一つです。
そんな牛乳ですが、様々なエビデンスのもと牛乳の摂取を良しとしない学者も多いのも事実です。
- 乳児は牛乳の成分が体内でうまく処理できないので1歳までは避けるべき
- 女性特有の疾患につながるリスクが高い
- 牛乳を飲むことで逆に骨が脆くなる etc...
医療や化学ではいろんな学者がいろんな根拠を元に主張するのでこういうのはよくあることですね。
それらも踏まえて僕は牛乳肯定派です
特に積極的に摂取してほしい時期は幼児期(1〜5歳)です。
身体はもちろん、脳や神経系が発達する、人格を形成する時期とも言われる中、その発育に牛乳パワーは必須だと考えています。
牛乳というパワーフードを適量摂り入れながら健康的な身体作りしていきましょう。
追伸
僕が住んでいる沖縄では牛乳を含むパック飲料の多くは1ℓではなく、946㎖です。
「なんやねん、946って中途半端やなぁ」と思った関西に住むそこのあなた!
ありますよ、ちゃんと理由がね。
それは昔沖縄はアメリカの統治下にあったことが関係しているようです。(情報薄っ!)