yota’s blog/管理栄養士

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バランスの良い食事って何

 

こんにちはこんばんは。

管理栄養士よたです。

 

皆さん、バランスの良い食事とってますか?

そもそもバランスの良い食事って一体どんなものでしょうか?

すごくアバウトな表現ですよね。

今回は、そのモヤモヤした何かにスポットを当てて、お話ししていこうと思います。

 

目次

 

バランスの良い食事とは

バランスの良い食事、さまざまな場面で耳にすると思います。

健康診断では、適度な運動、バランスの良い食事、質の良い睡眠。

メディアでもバランスの良い食事を意識しましょう。etc

では、バランスの良い食事の正体は?

この質問をすると多くの方の解釈が、様々な食材を取り入れ、多くの栄養素を体内に取り入れることができる食事。みたいな感じではないでしょうか。

間違いではないんですが、肉、魚、卵、豆、きのこ、海藻、果物.....毎食取り入れるのってかなりハードル高いですよね。

残念ながら、バランスの良い食事に定義はありません。

では、どのような食事を取ればいいのでしょうか。

 

基本は五大栄養素を意識

たんぱく質、脂質、炭水化物は人体と生命を維持する上で不可欠な栄養素です。

そこに、ビタミンとミネラルを追加した五大栄養素を意識しましょう。

例えば、優秀なタンパク源である肉と魚。

バランスの良い食事をと言われたら、どちらも食べなければいけないと思ってしまいませんか?

でも、考えてみてください。

肉や魚を食べる目的って何ですか?

体内にたんぱく質を取り入れたいからですよね?

体内に入ってしまえば、肉も魚も同じアミノ酸という形で体内に吸収されます。

ということは、肉が苦手であれば無理して食べる必要はなく、魚だけ食べていればいいんです。

他の栄養素にしても同様のことが言えます。

牛乳飲めない人は豆乳飲めばカルシウムは摂れるし、野菜食べなくても果物食べればビタミンやミネラルは補給できます。

もちろん、様々な食材から栄養素を取り入れることが理想的ですが、たとえ様々な食材を使用していても栄養素に偏りが出てしまうと、バランスの良い食事とは言えなくなってしまいます。

様々な食材を取り入れるより、五大栄養素を意識するとハードルもグッと下がり、バランスの良い食事にも近づきます。

 

 

私たちの体は食べたもので出来ています

これは私の解釈ですが、バランスの良い食事とは五大栄養素をしっかり取り入れられる食事のことだと思っています。

そこで大事なことは、苦手なものは無理して食べない。

食べれられるもので、目的の栄養素を摂取していく。

特に高齢者は、肉が硬くて食べられない、野菜の筋が噛みきれないとの相談が非常に多いです。

ご家族は本人の体のことを思って、肉も野菜も食べなさいと言ってしまいがちです。

他の食材からも同じ栄養素は摂取することができるということさえわかれば、食べられないのに食べろと言われる本人のストレスも、食べてほしいのに食べてくれないというご家族のストレスもなくなると思いませんか?

注意としては、この考えは子供には当てはまらないということ。

やはり、子供の順調な発育、食育の観点からも様々な食材から栄養素を取り入れることがベストです!

 

摂食行動の本質とは栄養素を体に取り入れること。

好き嫌いがあってもいいじゃないか、だって人間だもの(よ)