ホエイプロテインの選び方
こんにちはこんばんは。
管理栄養士よたです。
最近暑いですね。
梅雨の雨も嫌ですが夏の暑さも苦手です。
そんなことより、本格的な夏ですね。
夏といえば、プロテインです。笑
プロテインって種類がありすぎてどれがいいのかわからないですよね。
今回は特に種類の多いホエイプロテインの選び方と注目する点をお伝えしたいと思います。
目次
プロテインの種類
昨今のトレーニング市場の盛り上がりで恩恵を受けているプロテイン。
個人でプロテインを作成したり、OEM販売する業者やフィットネスジムも増え、ネットを見てもわかるように商品の種類や数は多岐にわたります。
まず、プロテインは原材料によって大別できます。
- ホエイプロテイン・・・牛乳が原料。吸収が早い。アミノ酸を補給したい運動後におすすめ
- カゼインプロテイン・・牛乳が原料。吸収が遅い。腹持ちが良いのでダイエットにおすすめ
- ソイプロテイン・・・・大豆が原料。吸収が遅い。腹持ちが良いのでダイエットにおすすめ
目的に合わせて、プロテインを選択する必要があります。
特に、プロテイン市場の大部分を占めている「ホエイプロテイン」
製法や補助栄養素の配合内容によって価格差が出やすいところなのでしっかり理解して選択していきましょう。
THE プロテイン!「ホエイプロテイン」
ホエイプロテインは前述の通り、吸収が速いことが特徴です。
他のプロテインに比べて少し割高傾向にありますが、筋修復や筋保護能には優れているためトレーニングには必須のプロテインと言えます。
そんなホエイプロテイン。製法に種類があります。
- WPC・・たんぱく質含有量約80%。一般的なホエイプロテイン。乳糖を含むので牛乳でお腹がゴロゴロする方には不向き。
- WPI・・たんぱく質含有量約90%。乳糖をほとんど含まないので乳糖不耐症の方に最適。価格はWPCより高い。
- WPH・・たんぱく質含有量約95%。WPCの上位互換。製品自体少なく、価格は高い。
ホエイプロテイン市場の大部分を占めるのはWPC製法です。
牛乳でお腹ゴロゴロする方、少量で効率的にたんぱく質を摂取したい方はWPI製法。
自分に合った製法を選択する必要があります。
ホエイプロテインの選び方
これだけ市場に溢れているホエイプロテイン。
何を基準に、どこを見て選んでいけばいいのでしょうか。
プロテインを摂取する目的は体内にたんぱく質を取り入れること。
これを大前提に考える必要があります。
その上で注目する点は、
”たんぱく質の吸収と働きを助けてくれる栄養素が含まれているか”
アミノ酸の配合割合なども重要ですが、最優先にするべく事項はこれです。
では、どのような栄養素が含まれてたら良いのか。
優先順位で並べると、
- ビタミンB群
- 適度な糖質
- 鉄やマグネシウム
ビタミンBはたんぱく質の代謝に関わる栄養素なのでほとんどのプロテインパウダーに含まれていますが、含まれていないものもあるので注意です。
糖質はダイエットしている方は避けたいところだと思いますが、プロテインを体内に取り込む上で非常に重要な栄養素です。WPC製法は糖質も多く含まれていますが、WPIは糖質含有量が不十分であるため、糖質を含む食材と共にプロテインを摂取すると吸収率が上がります。
ミネラルを含むプロテインは多く存在しますが、その中に鉄とマグネシウムが含まれている物をお勧めします。これはあくまで含まれていれば尚良し程度でお考えください。
最後に
プロテインはトレーニーだけでなく、健康や美容を維持する目的で取り入れる方も増え、活躍の場はこれからも広がっていくことが予想されます。
一方、プロテインは不純物問題やカサ増し問題などが後を絶たないのも事実です。
しっかり、情報収集しながら自分に合った良いプロテインを選択していきましょう。
食事だけでは足りないたんぱく質をプロテインパウダーで補う、これが理想です。
あなたは、たんぱく質足りてますか?