ダイエットと栄養(糖質)後編
→前編続き
糖質を含む炭水化物は三大栄養素の一つで体に必要な栄養素です。
基本的にどの栄養素が欠けても身体に不調が出現します。
肥満の原因は糖質や脂質の摂りすぎ!というのは間違ってないんですが、身体を動かすために必要な栄養素であることも理解しましょう。
糖質は身体を動かすガソリン。
車はガソリンがないと動きません。
しかし、人間は糖質を摂らなくても動きます。不思議ですね。
なぜでしょう?
答えは単純、糖質以外のものからガゾリンを生成しているからということになります。
糖質以外の脂質やタンパク質からガソリンを得ているということです。
これを糖新生と言います。
「体の中で糖新生が起こるなら尚更糖質摂る必要ないやん!」
と思ったそこのあなたっ!
ブッブーです❌(語彙力)
ここで注意!!糖新生にはしっかりデメリットもあります。
三大栄養素にはそれぞれ役割があります。
本来は糖質がエネルギー源を担うところを脂質やタンパク質がその役割を担うことになります。
脂質はガソリンに変わる分には問題ありませんが、ケトン体が体内に増えます。
ケトン体が増えると体液が酸性に傾きます。体液が酸性に傾くと生活習慣病やガン等病気になりやすい身体になってしまいます。
タンパク質は単純にガソリンになるにあたって筋分解が進み、筋肉が細くなったり、免疫力が低下したり、代謝により有毒なアンモニアが大量に発生するので処理する肝臓や腎臓の負担が増えます。
確かに極端な糖質制限は短期間で体重は落ちますが、脂肪が減っているのではなく、筋肉量と水分の減少によるものなのでリバウンドしやすいと言えます。
結論ダイエットにおける糖質制限は必要ですが、極端に制限することは避けるべきだということになります。
理想的な健康ダイエット
- しっかり食事を摂りながら、運動をする!(1番重要)
- 糖質は極端に制限せずに気持ち程度量を減らす。(間食の量は減らす)
- 血糖値の上昇を緩やかにするために、食べる順番を意識する。(おかずやサラダから食べる)
- 水が代謝を上げます。水をたくさん飲む(茶でも可)
ダイエットも筋トレも成果を実感するには時間がかかります。
しかし、その日々の努力により目には見えないところで確実に身体は変わっています。
「人は裏切るが、筋トレは裏切らない」byよた
健康でリバウンドのしにくい体質になるためには筋肉つけましょう。
筋肉量が多いと代謝が上がり、太りにくい身体になりますよ。
食事制限と合わせて軽く運動も取り入れていきましょう。